最近、大掃除をする機会がありました。
その中で役に立った知識や、学んだTipsをシェアしたいと思います。
掃除・断捨離のメリット
まず、掃除や断捨離のメリットを確認します。
家が綺麗になる
当たり前ですけど。笑
家が綺麗になると、マジで気持ちが良いです。
そして、モノが散らかっていた部分がなくなると、広々として生活しやすくなります。
多くの人は、要らないモノを置くスペースのために家賃や税金を払っていないはずです。笑
頭の中もスッキリする
人間は多くの情報を「視覚」から得ています。
そして、人間は”モノ”を起点に思考するらしいので、「余計なモノ」は、そこに存在するだけで脳のリソースを圧迫します。
つまり、逆に部屋を綺麗にすれば、頭の中もスッキリするわけです。
何から手を付けるべきか
では、家の掃除、断捨離…どう進めるべきか。
調べたり試したりしてみて、良かった内容をまとめました。
明らかに要らないモノ・ゴミを捨てる
まず、明らかに要らない古い書類や広告類、壊れているモノを処分します。
「当たり前。そのくらいは普段からやっているよ。」と言う方もいるかもしれません。
…でも、意外と細かい不用品って残っていたりしますよね…!?
複数所有しているモノ、同じ機能のモノを処分する。
次は、複数所有しているモノが本当に必要か考えます。
特に、“専用”のモノを“兼用”に置き換えると、効果を実感しやすいはずです。
たとえば、各部屋のゴミ箱を兼用にすれば、「置く場所」と「集める手間」を減らせるはずですよね。
「使えるもの」は捨てる。
そして、「使えるもの」を捨てましょう。
「え?使えるのに!?」と驚くかもしれません。
しかし、もしかしたら一番大切なポイントです。
“いつか使えそう”、”まだ使えそう”でも一年以上使ってなければ、きっと今後も使いません。
“「使えるもの」を処分して、「使っているもの」を残す“は、家を綺麗にする極意です。
必ずしも、処分=捨てる ではない。
とは言え、「使えるもの」を何もかも捨てるのに耐えきれない方も多いはず。
その場合は、誰かに譲ったり、メルカリに出品したりするのもアリです。
ただし、ある程度は思い切って捨てる必要があると思います。
捨てられない人は、冷蔵庫から手をつけるのがオススメ
モノを捨てるのに抵抗感が強い方は、まず冷蔵庫から手を付けると良いらしいです。
なぜなら、冷蔵庫の中は“食べれる”か“食べれない”かの2択だからです。
賞味期限が切れている食品を機械的に処分すれば良いので、心は痛んでも判断は難しくないはずです。
思い出の品は写真を撮って処分する
“人からもらったモノ”は捨てにくいモノの筆頭だと思います。
しかし、価値の主体はモノではなく”思い出”ではないでしょうか。
写真を撮って処分すれば、しまい込んでいる状態より見返す機会が増えるかもしれません。
自分の心の中に想いがあれば、思い出に”形”は必要とは限りません。
片付ける「時間」を生み出す
色々なことを「時間ができたら、そのうちやろう…」と考えている方、多いのではないでしょうか。
少なくとも、以前の僕はそうでした。
しかし、計画性の無い”そのうち”は一向に訪れません。
そもそも、今までと同じ生活をしていて「新しいことをする時間」が生まれるはずもありません。
つまり、「掃除をする時間」を確保するには「今まで他のことをしていた時間」を意識的に削る必要があります。
時間を削れる部分は何か?
日々の生活の中で、削れる時間を考えます。
…とは言え、睡眠や入浴など健康に関わる部分を削るのは良くないです。
基本的には、家事や娯楽の時間を見直してみます。
買い出しや食事周り時間の使い方を意識的に見直すだけで、意外と時間が捻出できます。
時短家電
また、家事をラクにする食洗器、ドラム式洗濯乾燥機などの時短家電もあります。
もし、まだ導入していないのなら、これを機に検討する価値はあると思います。
計画を立てる
やるべきタスクを書き出す。
アタマの中だけで計画を立てるのはNGです。
やろうと思ったタスクや計画は、必ず書き出します。
なぜなら、メモをしないと「何をやればよかったっけ?」と考え直したり、忘れたりする羽目になるからです。
僕は、掃除の計画に限らず主にカンバン方式のタスク管理ツール※にメモして整理しています。
※具体的にはNotionのデータベースの”ボード”表示を使っています。
綿密な計画は立てない
しかし、計画を立てるのに時間を使いすぎるのは、本末転倒です。
したがって、一通りやるべきタスクを大まかに洗い出したら、すぐ行動に移しましょう。
行動する中で得られるフィードバックを元に、掃除のペースや計画を調整していくと良いでしょう。
つまり、細かいところはやってから考え直せば良いわけです。
やる
あとは、シンプルに”行動”します。
どんな計画を立てても、“行動”しなければ家は片付きません…!
“やる気”に頼らない
「でも、”やる気”が出ないときもあるよな~」という方。
間違っています!笑
なぜなら、人間の脳は
「”やる気”が無い → やらない」のではなく
「行動していない → ”やる気”が起きない」仕組みだからです。
参考→:東大教授「やる気を出す方法を考えるのはムダ」――結局 “とりあえず動けば” 勉強は進んでいく。
つまり、“やる気”を出すスイッチは”行動”です。
やる気を出す”行動”は些細なことで良い
「…え?理屈はそうだとしても、そもそも”行動”できないんだけど?」と思う方もいるはずです。
…“行動”するためのカギは、「ちょっとだけやってみる」です。
たとえば、「ゴミをひとつ拾う」等、絶対できるレベルの小さな行動※をやります。
その程度の“行動”だけでも、脳の“やる気”のスイッチが入るはずです。
※もし、できなければ、さらにハードルを下げます。
再び散らかさないためのポイント
せっかく片付けたとしても、“散らかった状態”にしたのが自分である以上、今までの習慣を改めなければいずれ元通りになります。
掃除を機に、根本的な部分を見直して対策ましょう。
モノは”収納”ではなく、”陳列”する。
収納スペースに収納すると、パッと見は綺麗に見えます。
しかし、中身を取り出すのが億劫になって、丸ごとタイムカプセル化する危険があります。
…では、どうすればいいのか。
モノは“収納”ではなく、“陳列”します。
取り出しやすく目につきやすい状態にしておけば、タイムカプセル化するリスクを抑えられます。
収納は必ずしも使い切らなくて良い
人間は、余白(スペース)があると、そこを埋めたくなる心理があります。
まず、その心理を自覚しましょう。
そして、収納スペースは必ずしも100%使い切る必要はありません。
取り出しにくい場所は、空にしても良いんです。
床にモノを置かない
床にモノを置いたら最後、周りにもモノが増えていく確率が高いです。
床にモノを置く行為への抵抗感が薄れるからです。
「置くところないから、しばらく床に置いとこう…」は、悪魔の囁きです。笑
ロボット掃除機を導入する
ロボット掃除機は、定期的に床の掃除をしてくれて便利です。
そして、ただ単に床を綺麗にしてくれるだけではありません。
床にモノがあると使えないので、床にモノを置く心理的ブロッカーにもなってくれます。
収納グッズ自体を処分する
そもそも、収納グッズはモノを増やす「諸悪の根源」と言っても過言ではありません。
あくまでも”収納”は、一時しのぎで家を綺麗にする行為では無いのです。
収納グッズ自体を処分すれば、モノを増やさないための抑止力になります。
「この箱、缶、瓶、何かに使えるかも。」は禁句。
お菓子やお土産が入っていた容器には、非常に魅力的な“何かに使える感”があります。
しかし、これもモノが増える原因のひとつです。
心を鬼にして捨てましょう。
ストックを買いすぎない
ついついストックを買いすぎてしまう方も居ると思います。
日用品や非常食などは、ある程度のストックはあると安心ですよね。
安い時期にまとめ買いすれば、お得なのも分かります。
しかし、買ったストックを管理できてなければ逆効果です。
無計画に買い過ぎたストックは、家のスペースを圧迫します。
また、多少安く買えても使い切れなければ結果的にはお金の無駄です。
対策として、現状のストック数と消費ペースを把握して適切な量を計算した上で買います。
また、非常食はローリング・ストック法で消化していくのがオススメです。
リマインダーを活用する
家を綺麗にするのは、日々の小さな積み重ねだと思います。
ひとつひとつは5分もかからない行為※の有無で、1年後の家の綺麗さが変わってきます。
※軽く掃除機をかけたり、ストックを確認したりする…など。
しかし、そういった細かい作業は、忘れたり怠けたりしがちです。
そこで、文明の利器(スマホ)に頼りましょう。笑
僕はiPhoneの純正リマインダーアプリに、定期的にやりたいタスクを通知してもらっています。
たとえば、5日ごとに掃除機をかける、2週間ごとに空気清浄機のフィルターを掃除するなど…。
実際に、リマインダーアプリを使い始めてから、細かいタスクをスムーズに定期実行できています。
捨てた方が良いモノ
番外編です。どの家にありそうな「捨てた方が良いモノ」を調べてまとめました。
※もちろん、最終的には個人や家族のライフスタイルによるので、絶対に全て捨てた方が良いわけではないかもしれません。
僕も、このリストの中で捨てていないモノがあります。しかし、なんとなく残しているなら、一度考えてみても良いでしょう。
- 賞味期限切れの食品
- マット類(キッチン、トイレ)
- 1年以上着ていない服
- タンス、収納ケース
- 昔の本、参考書、資料、広告、雑誌
- CD、カセットテープ、レコード
- 置物、人形、フィギュア類
- 貰い物(引出物・プレゼント)
- 年賀状、手紙類
- ペンや鉛筆(文房具)
- 使わない充電器やケーブル類
- 古い自転車や掃除機
- 使えるもの(普段使っていないもの)
さいごに
みなさんも家を綺麗にしてQOL(生活の質)を上げていきましょう!
では!(๑˃̵ᴗ˂̵)و