ポリリズムを直観的に理解できるメトロノームを作った!

プログラミング

 

ポリリズムを視覚的に理解できるメトロノームを作りました!

メトロノーム(変拍子対応)-音楽ウェブ自習室
さまざまな拍子のリズムを視覚的に理解できるメトロノームです。拍子の分子は1~30まで、分母は2,4,8,16を選択できます。加えてもう1つ別のクリックも追加できます。

ポリリズムって何?

“ポリ(poly)“は、”複数の“、”多数の“などを意味する言葉です。
あの「ポリゴン(多角形)」や「ポリマー(重合体)」の”ポリ“でもあります。

つまり、ポリリズムとは

複数の「リズムのまとまり」が重なって進行しているリズムを指します。

(詳しくはこちら↓)

なぜ作ったのか

現在の記譜法の弱点

現在の楽譜は、旋律(メロディー)や和声(コード)を記述するのに適しています。
しかし、律動(リズム)に関しては…ぶっちゃけイマイチな部分もあります。

その中でも大きな問題点が、”対ポリリズム記述性能の低さ“です。

複雑なポリリズムを含む曲は少ないので、困っている人は少ないと思いますけど。笑

…ただ、逆の視点から見れば「楽譜に書きにくいからアイデアが抑圧されている」とも考えられます。
(実際に、旋律(メロディー)や和声(コード)は、現在の記譜法の発展とともに複雑化していった歴史もあります。)

どんなリズムも理解する方法 -数学的リズム論-
僕が10年以上間考えてきた、ジャンルに左右されない数学的なリズムの話。「実は全てのリズムは、12種類のリズムに分類して理解できる!」、「なんで4分音符はあるのに、3分音符や5分音符は無いのか?」などリズムに関するコアな話をまとめました。 

ポリリズムを分かりやすく説明したい

この楽譜に表しにくいポリリズム。

「分かりやすく表せたらいいな~。でも、どうやってプログラム書いたら良いわからん…。」

みたいな状態が続いていました。

しかし、独学で少しずつプログラミングの勉強を始めて約4年。

「あれ…今なら作れそうじゃね?」

と思ったので、挑戦してみたら…なんとかできました!!

課題

ただ、課題もあります。
端末によっては、(処理が重たいせいか)ちゃんと動かない可能性があるところです。

手持ちのPC(WindowsとMac)から使う分には、ちゃんと動いてる気がします。

…ただ、スマホ(iPnone)から使うと、処理が重たいせいかちゃんと動きません。
(友達に試してもらったら、友達のスマホ(Android)は大丈夫っぽかったです。)

もっとよいコードの書き方を見つけ次第、改善したいです。

おまけ

このポリリズム対応メトロノームの仕組みを応用して
基本的なリズムを理解するのに役立つ教材と

リズム・トレーニング(教材)-音楽ウェブ自習室
リズム学習の教材用アプリです。基礎的なリズムの仕組みを、音と視覚で理解できます。

変拍子対応のメトロノームを作りました。

多くの音楽をする方にとっては、こちらの方が便利かもしれません。

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