このページは、主に自分用のPythonに関係する情報まとめメモです。
Pythonとは
コンピューターに命令を書くための言葉。
プログラミング言語のひとつ。
Pythonを使うためには
「環境構築」が必要。「環境構築」は意外と面倒くさい。
自分のPCでプログラミングできる状態にする作業を「環境構築」と言う。
①Windows:Pythonの公式サイトからダウンロードしてインストールする。
Mac:最初から入っている。(でも、バージョンが古い可能性あり。)
②テキストエディタをインストールする。
(僕はVScodeを使ってます。)
詳しい「環境構築」のやり方→https://prog-8.com/docs/python-env-win
ちなみに、Pythonの場合、Googleアカウントを持っているなら、Google Colaboratoryを使えば「環境構築」せずに一気にプログラムを書ける状態になる。
Pythonを勉強するときに使えるサイト
Progate(プロゲート) Python
「環境構築」なしでいきなり勉強できる。
公式のPythonチュートリアル
よく分からない場合は公式ドキュメントを見る。
YouTube
色々動画が上がっている。キノコードさんの動画は分かりやすい。
Chainer チュートリアル
こちらも結構分かりやすい。
おおざっぱな使い方メモ
Pythonはインデントでコードブロックを定義するので、インデントの入れ方には気を付ける。
コンソールに出力する
print("Hello world")
実行結果↓
Hello world
print()の中身が出力される。
文字はクォーテーション( ‘ ‘か” “)で囲む。
コメントアウト
先頭に「#」を付けると、その行の「#」以降の文字はプログラムの実行に関係なくなる。
プログラム内にメモを書く時や、一部の処理を試しに止めてみたい時などに使う。
#Hello worldを出力するための記述です。
print("Hello world")
実行結果↓
Hello world
算術演算子
計算に使う記号。
x + y x と y の和
x - y x と y の差
x * y x と y の積
x / y x と y の商
x // y x と y の商を切り下げた値を表示
x % y x / y の剰余(余り)を表示
-x x の符号反転
+x x そのまま
x ** y x の y 乗
関係演算子
2つの対象の関係を調べるための記号。条件の記述に使う。
x == y x と y が等しい
x != y x と y が等しくない
x > y x は y よりも大きい
x < y x は y よりも小さい(xはy未満)
x >= y x は y と等しいか大きい(xはy以上)
x <= y x は y と等しいか小さい(xはy以下)
x in y 要素x が y 内に存在する
x not in y 要素x が y 内に存在しない
変数
「変数名 = 値」で定義する。Pythonは動的型付け。
「=」は「等しい」ではなく、「右辺を左辺に代入する」意味。
#例:変数「apple_price」に値「100」を代入する場合
apple_price = 100
- 予約語(文法に使われる「if」とか)は変数として登録できない。
- 「変数」の名前の頭文字は、数字にできない。
- 「変数」の名前はクォーテーションで囲む必要は無い。
- スネークケース(2語以上の変数名を使うときは、「_ (アンダーバー)」で区切るの)を推奨。
「変数」を使うメリット
- 扱っているデータの中身が何を表しているのか明確になる。
- 同じデータを繰り返し利用できる。
- 「変数」の値に変更が必要になった場合、変更する箇所が1箇所で済む。
「変数」の型
「変数」には、いくつか種類がある。
数
- int 整数型
- float 浮動小数点数型
など
文字型
- string 文字型
文字をクォーテーションで囲んで使う。
リスト型
複数の値をまとめるのに使われる型。
任意の型のデータを格納できる箱みたいなもの。
型変換(キャスト)
「変数の型」を別の型へ変換すること
#数字の文字列を「文字型」に変換する場合
str()
#数字の文字列を「整数型」に変換する場合
int()
プログラムの基本的な動き方(制御構造)
基本的にプログラムは以下の3つの動きをする。
順次
上から順番に命令が実行される。
選択
条件によって処理を分岐できる。
- if文
反復
条件が成り立つまで反復する。もしくは条件が成り立たなくなるまで反復する。など。
- while文
- for文
関数
ある値を与えると、特定の処理を行って値を返すプログラム。
与える値を「引数」、返ってくる値を「返り値」や「戻り値」と呼ぶ。
組み込み関数
組み込み関数は、あらかじめ用意され標準で使用できる「関数」。
Pythonは69個あるらしい。
組み込み関数の例
- print() 文字の出力。
- round() 値の丸め込みにつかう。
- input() コンソールに入力した値を受け取れる。受け取った値は文字型。
ユーザー定義関数
ユーザー定義関数は、自分で作った「関数」。
def 変数名(仮引数):
#処理
で作る。
ライブラリ
- ライブラリ:複数の「モジュール」をまとめたもの。
- モジュール:複数の「関数」をまとめたもの。
便利な道具箱みたいなイメージ。
import
関数を呼び出すには、インポートする必要がある。
例:「pandas」をインポートして以下「pd」という名前で扱いたい場合
import pandas as pd
標準ライブラリ
最初からPythonプログラムに埋め込まれているライブラリ。
importするだけで使える。
~主な標準ライブラリと主な用途~
- pip ライブラリのインストールと管理
- random 乱数を生成、ランダムな値の抽出
- math 数学に関係する処理
- sys インタプリタに関する操作
- os ファイルの操作など
- Tkinter GUIライブラリ
- re 正規表現の操作
- time 時刻データへのアクセスと変換
- calendar カレンダー作成
- datetime 日付や時刻に対しての操作
- pandas データ解析 …非公式のチートシート
- Numpy 多次元配列の扱い
- matplotlib グラフ作成/データの可視化
- sklearn 機械学習
外部ライブラリ
Pythonに元々は入っていなライブラリ。
使いたい場合は、別途インストールする必要がある。(pipを使う)
~便利な外部ライブラリと主な用途~
- OpenCV 画像認識や画像処理など
- Pygame 2Dゲームを作れる
- TKinter デスクトップアプリを作れる
- Flask ウェブアプリケーションフレームワーク
- Django ウェブアプリケーションフレームワーク
- Beautiful Soup WEBスクレイピング
- Selenium ブラウザの操作
- MeCab 形態素解析
- tweepy Twitterの操作