UVERworld – ナノ・セカンド
僕は滋賀県民ということもあり、
UVERworldが1stアルバムを出す前くらいからずっと好きなのですが、
今回は「ナノセカンド」のヤバさについて語りたいと思います。
曲構成がヤバい
「歌詞が良い」とか、「サウンドが良い」とか、そういう部分は他の人も結構言っていることですが、僕がこの曲を聴いて特に言いたいことは
曲の構成凝りすぎ…!
ということです。
一般的な曲の構成
曲の構成はジャンルや時代によっても微妙に違うので
一概には言えませんが、大体
イントロ、
1Aメロ、2Bメロ、1サビ、
2Aメロ、2Bメロ、2サビ、
間奏、
落ちサビ、ラスサビ、
アウトロ
みたいなものを基本とした曲が多いです。
ナノセカンドの構成
ではナノセカンドはどうか。
この曲は普通に聴いていると、ただ勢いに任せたアツい曲のようにも聴こえます。
しかし、冷静に分析してみると、
わずか5分弱に9個(!)の展開やモチーフを複雑に織り交ぜた
相当緻密に計算された曲展開になっています。
UVERworld – ナノ・セカンド
以下、僕の解釈で書き出してみました。
展開数 | 展開 | リハーサルマーク |
1 | イントロ1(サックスソロ) | A1 |
2 | イントロ1-2(ワブルベース) | B1 |
3 | Cメロ(everything…) | C1 |
4 | サビ(それが幻想のままで…) | D1 |
5 | コール(just do it…) | E1 |
6 | イントロ2 | F1 |
7 | 大サビ(to be or not to be…) | G1 |
8 | Aメロ(千マイルの距離で…) | H1 |
9 | Bメロ(確かなことは…) | I1 |
10 | コール(just do it…) | E2 |
11 | サビ(その幻想のままで…) | D2 |
12 | Aメロ(一度も…) | H2 |
13 | Bメロ (もうここには…) | I2 |
14 | Bメロ (容易く叶う夢は…) | I3 |
15 | コール(just do it…) | E3 |
16 | サビ(なら幻のままで…) | D3 |
17 | 大サビ(to be or not to be…) | G2 |
18 | Cメロ(サックスソロ) | C2 |
19 | Cメロ(everything…) | C3 |
20 | Bメロ(考えてみろよ…) | I4 |
21 | Bメロ(人の数より少し…) | I5 |
22 | コール(just do it…) | E4 |
23 | サビ (その幻想のままで…) | D4 |
24 | サビ (なら幻のままで…) | D5 |
25 | 大サビ(to be or not to be…) | G3 |
26 | イントロ2 | F2 |
27 | イントロ1(サックスソロ) | A2 |
28 | イントロ1-2(ワブルベース) | B2 |
意識しなければ普通に聴いてしまえるくらい自然に、これだけ複雑な曲展開を作れるのはヤバいとしか言いようがありません笑
僕も作曲するときに、このセオリーに捉われない姿勢は大いに参考にさせてもらいました。
最後のMCで教えてもらわなくても、曲を聴けば東京ドームできることが分かりそうですね。笑
では!
リンク
リンク