UVERworld 全曲のデータを分析【D-tecnoLife~HOURGLASSまで】

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みなさんこんにちは!クフルダモノーツYoshito Kimura(k1mu)です!

 

僕は、UVERworldが好きです。

ベースの信人さんが、オフィシャルサイトに「自慢:ここぞと言うときに笑いの神が降ってくる」みたいな自己紹介を書いていた頃から好きです。(今ではすっかりオシャレなページになってしまっている↓)

UVERworldオフィシャルサイト「Neo SOUND WAVE」
UVERworldの所属プロダクションPOWERPLAYによるUVERworldオフィシャル/ファンクラブサイト。ニュースなどの最新情報をはじめ、TAKUYA∞ブログやネットラジオ、会員限定ライブやUVERworldの素顔を見れる会報誌など様々なサービス・コンテンツを提供。

UVERworldは、妥協の無い良曲の数々アツいパフォーマンスに加え、オセロの勝ち方まで教えてくれる非常に魅力的なバンドです。

あと、同郷なのでその点でも親近感があります。

美しい琵琶湖にふらっと行ける滋賀県はサイコー

今回は、そんなUVERworldが今までリリースした全曲のデータ(D-tecnoLife』~『HOURGLASSまで)を分析してみました。

はじめに

分析の方法

はじめに、分析の方法を軽く説明します。(興味が無い人は読み飛ばしてOKです。)

今回の分析は、Spotifyに配信されているUVERworldの楽曲情報を元に行いました。

Spotifyは、配信している楽曲に”AIで判定した曲の情報“を付与しています。

この”情報“には、「曲のキー」や「テンポ」などに加えてSpotify独自の評価項目も含まれます。

たとえば、”danceability“は「踊りやすさ」の度合い示す項目になります。
(詳しくは、ドキュメント↓のObjects Indexの項目あたりに書いてあります。)

Web API Reference | Spotify for Developers
Music, meet code. Powerful APIs, SDKs and widgets for simple and advanced applications.

そして、その”情報“はSpotifyのAPIを介して取得できます。

API」は、ウェブサービス等が機能の一部を外部ユーザーにも使わせてくれる仕組みで、大雑把に言えば「プログラミング言語を使ってサービスの機能を使わせてもらうための受付窓口」みたいな概念だと思います。

…というわけで今回の記事は、上記の2つのプレイリストの”Spotifyが付与した情報“をAPIを介して取得し、主にpythonを使ってデータを比較・分析した結果になります。

扱う曲

2005年から2021年の間にリリースされた『D-tecnoLife』~『HOURGLASS』までの曲を対象にしています。

ただし、カバー曲や同じ曲の別バージョンは除いてあります。

また、基本的にアルバム収録シングル曲はアルバム収録版を優先しています。

そして、『凛句』などSpotifyに配信されていない曲はカウントしていません。

全部で182曲になりました。

では、いってみよう!(๑˃̵ᴗ˂̵)و

分析結果

キーの分布

SpotifyのAIは転調を判別しません。付与されているキーの情報は恐らく曲の中で最も使用されている時間が長いキーだと思われます。

基本的に弦楽器は「調号に#がついているキー」、管楽器は「調号に♭がついているキー」が比較的演奏に適しています

詳しくは↓

UVERworldは、弦楽器であるギターを使うロックバンドです。
よって、本来はキーが「調号に#がついているキー」に偏る可能性が高いです。

しかし、思ったより偏っていませんね。

このデータからは、「楽器としての弾きやすさよりもヴォーカルの音域を優先している」、「ダウンチューニングのサウンドを好んで使っている」などの可能性が伺えます。

BPMの分布

BPMを100~200の間に収めるために、BPM=100以下の値を2倍、BPM=200を超える値を1/2倍しています。

BPMの最頻値は140中央値は150平均値は152でした。

とは言っても、比較的BPM=150台の曲が少ない気がしますすね。
約15年のキャリアの中で数曲しかありません。

しかも、そのうち半分以上は10枚目の最新アルバム『UNSER』以降の収録曲です。

曲名推定BPM
EDENへ155
クオリア154
First Sight154
HOURGLASS154
AFTER LIFE150
無意味になる夜150
99/100騙しの哲150
若さ故エンテレケイア150
Teenage Love150

これに関しては、『UNSER』のインタビュー記事でこんな発言がありました。

リズムと低音だけで構成されでいるような音像が、 海外では盛り上がりまくっているんです。
その日本とまったく違う光景が、ものすごく強く印象に残っていて。
ビート感も BPM=185とかっていう遠さではなくて、それこそ70くらいのテンポで盛り上げていくんです。
僕らも以前から重低音にはすごくこだわっていますけど、それをバンドにもっときちんと取り人れることができたら、「盛り上がる曲を作ろう」となった時でも、BPMの縛りがなくなるんですよ。

SOUND DESIGNER (サウンドデザイナー) 2020年2月号 p.8

BPM=70は2倍のテンポで考えると、BPM=150付近になります。

つまり、このインタビューの発言と、データ分析で浮かび上がったBPM分布の傾向は合致しています。

UVERworldが一貫してBPMにもこだわって曲作りをしていたと分かりますね。

散布図にしてみると、こんな感じです。

BPMを100~200の間に収めるために、BPM=100以下の値を2倍、BPM=200を超える値を1/2倍しています。

曲の長さ

概ね3分後半から4分後半の間に収まっているようです。

短い曲トップ10

1THE ONE(SE)0分42秒
2-妙策号外ORCHESTRA-0分54秒
3零HERE〜SE〜1分0秒
4-god’s followers-1分3秒
5TYCOON1分10秒
6-forecast map 1955-1分23秒
7UNSER1分24秒
8EYEWALL1分38秒
9to the world(SE)1分46秒
10PRIME2分28秒

SE系の曲や前奏っぽい曲を除くと『PRIME』が一番短いのですね。ドライビン ワッショイ!!

長い曲トップ10

1AWAYOKUBA-斬る(LIVE intro ver.) – Live Intro Ver.7分38秒
2DIS is TEKI7分37秒
3sorrow [file named “moment”]7分6秒
47日目の決意6分46秒
5言わなくても伝わる あれは少し嘘だ6分25秒
6セオリーとの決別の研究+816分23秒
7PRAYING RUN6分16秒
8美影意志5分54秒
9ALL ALONE (album ver.)5分43秒
10哀しみはきっと(album ver.)5分42秒

AWAYOKUBA-斬る』は独立した前奏込みの時間、『DIS is TEKI』はネタ曲、『sorrow [file named “moment”]』は前半4分くらい無音なので、実質の最長曲は『7日目の決意』ですかね。

ちなみに、蝉が7日間で死ぬのは俗説みたいです。

成虫になってからも1か月程度は生きているようですし、幼虫の間も含めると昆虫の中ではむしろ結構長生きな部類だとか。

各パラメータの相関関係を見てみる

Spotifyから取得した各パラメータの相関関係を見てみます。

相関係数はこちら。

以下、僕が気になった相関関係について詳しく見てみます。

YearMonth(リリース時期)とdanceability(踊りやすさ)

YearMonth(リリース時期)とdanceability(踊りやすさ)の相関関係です。
約0.25」と弱いものの正の相関があります。

danceabilityは「踊りやすさ」を示すSpotify独自の評価項目です。

具体的にどのように踊りやすさ」を判定しているかは分かりません。
ドキュメントでは以下の説明がされています。

Danceability describes how suitable a track is for dancing based on a combination of musical elements including tempo, rhythm stability, beat strength, and overall regularity. A value of 0.0 is least danceable and 1.0 is most danceable.

訳:テンポ、リズムの安定性、ビートの強さ、全体的な規則性などの音楽的要素の組み合わせに基づいて、トラックがどの程度ダンスに適しているかを説明します。値が0.0の場合は最もダンサブルではなく、1.0の場合は最もダンサブルです。

https://developer.spotify.com/documentation/web-api/reference/#objects-index

つまり、年々踊りやすい曲が増えている傾向があるわけです。

danceabilityが高いと判定された曲トップ10です。

曲名danceability
1-god’s followers-70.3
2ODD FUTURE69.9
3IDEAL REALITY69.5
4此処から66.2
57th Trigger65.6
623ワード65.1
7KICKが自由64.8
8Collide64.4
9Teenage Love64.3
10Mixed-Up64.1

1位がまさか『-god’s followers-』とは…ちなみに『神集め』は89位でした。

トップ10だけを見ると、最近の曲ばかりではありませんね。
ただ、”AIの判定のクセ“みたいな要素も結構感じます。

YearMonth(リリース時期)とPopularity(知名度/人気)の相関関係

次は、YearMonth(リリース時期)とPopularity(知名度/人気)の相関関係です。

HOURGLASSリリース当日のデータを取ってきたので、HOURGLASS収録曲のPopularityが0になっています。

(リリース当日のHOURGLASSを除いて計算した)相関係数は「約0.26」と、こちらも弱いものの正の相関があります。

つまり、「新曲の方が人気の傾向がある」わけです。

ここでバンド名の由来を見てみましょう。

バンド名「UVERworld」は、「SOUND極ROAD」からの改名時、500以上の候補から彰が提案した「〜world」と、「超える」の意味を持つドイツ語「über」と英語「over」とを混ぜ合わせた造語で、バンド名の意味は「自分達の世界をも越える

https://ja.wikipedia.org/wiki/UVERworld

まさに「名は体を表す」結果ですね。

人気曲

ちなみに、Spotify内での人気曲トップ10です。(2020年2月現在)

Spotify内人気順曲名
1CORE PRIDE
2D-tecnoLife
3Touch off
4Colors of the Heart
5ROB THE FRONTIER
6儚くも永久のカナシ
7AS ONE
8ODD FUTURE
9SHAMROCK
10CHANCE!

ベスト・アルバム『ALL TIME BEST』で行われた人気投票と比べてみても面白いですね。

ALL TIME BEST順位曲名
1THE OVER
2MONDO PIECE
3在るべき形
4マダラ蝶
5Ø CHOIR
6PRAYING RUN
7一滴の影響
8CHANCE!
9CORE PRIDE
107th Trigger

さいごに

いかがだったでしょうか。

また違った角度からUVERworldを楽しめたのであれば幸いです。(๑˃̵ᴗ˂̵)و

ちなみに、僕の好きな曲順です。笑

曲名
17th Trigger
2Colors of the Heart
3PRAYING RUN
4THE OVER
5CHANCE!
6D-tecnoLife
7AWAYOKUBA-斬る
8CORE PRIDE
9GOLD
10はかないえいきゅうの…なんとか


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