主要ヘプタトニック・スケールのダイアトニック・コード + 使用可能和音まとめ【超絶情報量】

音楽理論・DTM関連

みなさんこんにちは!クフルダモ・ノーツキムラ ヨシト(k1mu)です!

 

ダイアトニックコードは、そのキーで使える主要な和音です。

でも、ダイアトニックコード以外にもスケールの音から作れる和音はあります。

 

今回は、それらを一緒にまとめてみました!

では、いってみよう!(๑˃̵ᴗ˂̵)و

はじめに

便利ツールの紹介

ダイアトニックコードを視覚的に切り替えられるツールを作りました。

ダイアトニック・コード一覧表 O-TO【音楽理論ウェブアプリ】
ダイアトニック・コードの一覧表アプリです。表示は全てのキーへ切り替え可能です。各コードに対応するモード・スケールも確認できます。

各スケールの構成音と、その構成音を持つコード一覧を表示してくれるツールも作りました。

スケール(70種類以上)の構成音を調べる O-TO【音楽理論ウェブアプリ】
70種類以上のスケールの構成音や情報を、全てのキーで調べられるアプリです。指定したスケールの構成音を含む主なコードも表示されます。

どちらのツールも、全てのキーに表示を切り替えて使用できます。

注意事項

今回まとめたもの以外にも、スケールの構成音から作れる和音はたくさんあります。

僕はダイアトニックコードを、基本的に平行長調のディグリーで考えています。
たとえば、CメジャーキーでもAmキーでもAmコードはⅥmと考えています。

・以下のまとめは全て「Cを主音と考えた場合」のものです。

主要ヘプタトニック・スケール6種類

一番よく使うヘプタトニック・スケール(7音階)と言えば

メジャースケール、ハーモニックメジャー、メロディックメジャー
マイナースケール、ハーモニックマイナー、メロディックマイナー

6種類だと思います。

まずは、この6種類の環境で作れる和音を見ていきます。

メジャー/マイナースケール

前述のとおり、僕は長調とその平行短調をまとめて捉えています。

その考えだと、この表からCメジャーキーAmキーで使える和音が分かります。

このようにまとめると、メジャースケールの構成音だけでも、意外と多彩な和音が作れると感じます。

ハーモニック・マイナースケール

「平行調のCメジャー」を基準に考えると、A ハーモニックマイナーは↑こうなります。

※本来、C始まりのこのスケールは「C アイオニアン・#5th」などと呼ばれます。

短調の主音(この表でいうⅥm)に対するドミナントセブンスコードを作りたい欲求から生まれた」と言われるハーモニック・マイナー

この表で見ると、「Ⅲ7」の和音がその和音にあたります。

特にポップスでは、「Ⅵm」に向かう場合以外にも「Ⅲ7」はよく使われる印象です。

また、サブドミナント・マイナーと言われる「Ⅳm6」なども、この環境から召喚した和音だと考えると扱いやすい気がします。

メロディック・マイナースケール

こちらも「平行調のCメジャー」を基準に考たA メロディックマイナーです。

※本来、C始まりのこのスケールは「C リディアン・オーギュメンテッドスケール」などと呼ばれます。

Ⅱ7」は「Ⅱ7→Ⅴ7→Ⅰ」みたいな進行でよく見られ、ダブル・ドミナントと解釈される場合が多いですよね。

しかし、これを見ると「平行メロディック・マイナー環境からの引用」とも捉えられると分かります。

それから、僕が好きで曲の中によく入れる「#Ⅳm7(♭5)」もこの環境に含まれています。

ハーモニック・メジャースケール

主要スケールの中では、影が薄めのスケールです。

しかし、これを見ると

みんな大好きオシャレ必殺技の 「Ⅲ7(#9)→Ⅲ7(♭9)

ハーモニック・メジャーとして解釈できる響きだと分かります。

メロディックメジャースケール

意外とよく使われる「Ⅰ7」や「♭Ⅶ7」。

そして、巷で有名な「イキスギ・コード」こと♭Ⅶブラックアダーコードはメロディック・メジャー環境で構築できる和音だと分かります。

ちなみに、メロディックメジャーとメロディックマイナーは始まる場所が違うだけです。
したがって派生モードは同じになります。

 

John Petrucciが自身の曲に登場するメロディックメジャーのサウンドについて触れている動画↓

レラティブモード

レラティブな関係のモード(同主調)もまとめました。

モーダルインターチェンジの発想ならば基本的に同じ環境下で使えます。(たぶん)

ドリアンモード

メジャースケール第2モードです。

メジャースケールの派生モードの中では、一番使いやすい気がします。

この表には無いですが、「Ⅱm/Ⅰ」とかはドリアンっぽい響きです。

フリジアンモード

メジャースケール第3モードです。

エスニックな響きのフリジアンモード。

コード的には「7sus4」、「sus4(♭9)」あたりがフリジアン風味を色濃く出せます。

リディアンモード

メジャースケール第4モードです。

美しい響きのリディアンモード。

この表には無いですが、「Ⅰ△7(#11)」とかはリディアンっぽい響きです。

ミクソリディアン・モード

メジャースケール第5モードです。

爽やかな印象のミクソリディアンモード。

気を抜くと「メジャースケールのⅤ7ぽいサウンド」に聴こえるので、あくまでミクソリディアン・モード的な音使いになるように注意を払うことが必要です。

エオリアン・モード

メジャースケール第6モードです。マイナースケールと同じものです。

ここでは、同主短調として扱っています。

♭Ⅲ」の響きが欲しい時に。

サブドミナントマイナーは、こちらの環境から召喚した和音だと捉えられるケースが多い気がします。

ロクリアン・モード

メジャースケール第7モードです。

あまり使われないモードですが、スパイスとして使ってみると面白いかもしれません。

なかなか扱いが難しいですが、「♭5th」の音が最大の特徴です。

表にはありませんが、「m7(♭5)add11」の響きなどはロクリアンぽい気がします。

まとめ

今回の内容を、逆引き形式で全部一つにまとめたものがこちら。

 

後半紹介したモードについてまとめた記事もあります。

ちなみに、個人的には主に

メジャースケール、ハーモニックメジャー、メロディックメジャー
マイナースケール、ハーモニックマイナー、メロディックマイナー

6種類
同主調(パラレルな関係)のハーモニックマイナーとメロディックマイナーを加えた
8つの環境をおおまかに”1つの環境“として捉えています。

大体こんな感じ(マインドマップ左下のエリア)

音楽理論マインドマップ

タイトルとURLをコピーしました