【保存版】開放弦を使ったギターコードまとめ【33種類・1700以上のコードフォーム】

音楽理論・DTM関連
みなさんこんにちは!クフルダモノーツのYoshito Kimura(k1mu)です!
みなさんこんにちは!クフルダモノーツのYoshito Kimura(k1mu)です!

 

以前こんな記事を書きましたが

今回は、主にギター中級者以上の方へ向けて

開放弦を使ったコードについてまとめてみました。

 

開放弦を使ったコードは、音の組み合わせが複雑になります。

だから、一部の有名な押さえ方を除いて「適当に鳴らしてみて良い感じの響きがしたらラッキー」みたいに使う人が多い気がします。

僕も正直、今までなんとなく開放弦を使ったコードを使っていました。

 

しかし、今回 自分の勉強のために

「開放弦を使ったコード」について本気でまとめました。

「開放弦を使ったコード」をどう考えるか

まずは、数多く考えられる「開放弦を使ったコード」をどのような視点で分類するかを考えました。

 

なぜなら、コードをただひたすら書き起こしても実戦で使いにくいからです。

道具はすぐ使える状態に整理するべき」ですよね。

 

そこで、僕は3つの視点から「開放弦を使ったコード」について整理しました。

①ケイジド・システムの派生形として捉える視点

②ルート音(使えるモード)ごとに分類する視点

③使えるキーごとに分類する視点

 

まず、①が基礎編

そして、②と③がこの記事の本気です。笑

※コードは全て、6弦のレギュラーチューニングを想定しています。

①ケイジドシステムの派生形として捉える視点

まずは

ケイジド(CAGED)システムの派生形と考えられるフォーム

です。

こちらはギターの基本的なコードフォームとして、よく初心者向けの教則本などで紹介されます。

C型

いわゆる「C型」の開放弦を混ぜたコードフォーム。

マイナー系はあまり旨みが無く使いにくい印象です。

A型

5弦の開放弦をルートにしたA型の主なバリエーションです。

5弦開放弦がベース音になるので色々なコードが考えられますね。

G型

G型の開放弦を使ったコードフォーム。

E型

ギターのレギュラーチューニングの6弦開放弦は”E“です。

したがってE型の派生形は一番映えるコードたちだと思います。

D型

基本的に開放弦は1本しか使いませんが、意外とバリエーションが出せるD型

5,6弦をミュートしなければならないので、思いきりかき鳴らすのには少し不向きかもしれません。

しかし、アルペジオで聴かせる場合は美しく響くと思います。

ここからが、本気。

いかがでしょうか。

おそらく中級者以上の方は、既に知っているコードフォームが多かったと思います。

 

今回の記事の本気は、ここからです。

 

以下の条件で考えられるコードフォームを、総当たり的に調べました。

条件1. 極端に押さえにくいコードフォームではない。

腱鞘炎待ったナシのコードフォームの例

極端に押さえにくいものや、ものすごいストレッチをしないと押さえられないコードフォームは除外しています。

(僕の主観は入っていますが、概ね妥当なものを選んだはずです。)

条件2. オクターブ上にそのままズラしたフォームは省略

開放弦を使ったコードフォームは1オクターブ上のポジションで同じ押さえ方をしても成り立つものが多いです。

たとえば、こんな関係のコードフォーム↓です。

このようなコードフォームまで含めると数が多くなりすぎるので

オクターブ関係に同一のフォームでコードが作れるものは省略しています。

条件3. 使用頻度がそれなりに高く、使えるコードである。

ただ単に、開放弦を使ったコードフォームをただひたすら洗い出しても

最終的に使いやすいコードでなければあまり意味がありません。

 

そこで、主要なヘプタトニックスケールと、その派生モードから

よく使われるであろうコード」をピックアップしました。

 

以下のコードたちは、

コード的な発想でも、モード的な発想でも

それなりによく使うコードのはずです。

「よく使われるであろうコード」たち

メジャースケール:Major△7add9sus2△96

ハーモニックメジャー/メロディックメジャー:augaug△7aug7

ドリアン:Ⅱm/Ⅰm6m6add9

ドリアン#4:blk(♭Ⅶaug/Ⅰ、イキスギ・コード)

フリジアン:sus47sus4sus4(♭9)

リディアン:△7(#11)add#11Ⅴ/Ⅰ

リディアン#2:m△7(♭5)

ミクソリディアン:ドミナント7th♭Ⅶ/Ⅰ

ミクソリディアン♭2:♭Ⅶm/Ⅰ♭Ⅶm(♭5)/Ⅰ

マイナー:Minorm7m9

ハーモニックマイナー/メロディックマイナー:m△7

ロクリアン:m(♭5)m7(♭5)m7(♭5)add11

ウルトラロクリアン:dim7

※参考記事↓

 

以上の33種類のコードについて

C~Bの12種類のルート音それぞれの場合ごとに

開放弦を使ったコード」を探しました。

 

この半ば狂気的な取り組みでリストアップしたコードフォームは…

合計1700以上!

  

もちろん、全ての「開放弦を使ったコード」を列挙したわけではないです。

しかし、今回かなり実用的な形で「開放弦を使ったコード」を洗い出せた気がします。

今回まとめた内容の譜面ダウンロード

譜面pdfのダウンロードは↓こちらからできます。

Open-string chords chart(pdf)

…ただ、すいません。流石にめちゃくちゃ時間をかけてまとめたので、この2つのpdfは有料です。②が約800円、③が約500円、2つまとめて買うと約1000円です。でも、おそらくこの先ギターを弾き続けるなら一生使えると思います。

②ルート音(使えるモード)ごとに分類する視点

Open-string chords chart

②ルート音(使えるモード)ごとに分類する視点でまとめたものです。

先ほど紹介した33種類のコードを、各12ルート音の場合ごとに分類しました。

 

したがって基本的には、モード的価値観からのまとめ方です。

しかし、派生元の親スケールの調号で記譜したので、調号を見れば「どのメジャー/マイナースケールでの環境で使えるか」も分かるようになっています。

例:Dリディアン(#×3)→#が3つのキーはAメジャー/F#マイナー。

③使えるキーごとに分類する視点

Open-string chords chart (Diatonic chords)

③使えるキーごとに分類する視点でまとめたpdfです。

開放弦を使ったメジャーキーのダイアトニックコードを全12キーごとに分類しました。

②にはモード由来のややマニアックな和音も含まれているので、一番実用的なまとめ方かな?と思います。

「開放弦を使ったコード」の分布

さらに、調べたコードで開放弦を使ったコードの分布についても調べてみました。

開放弦を使ったコードとキーの関係

ギターのレギュラーチューニングは、6弦側からE,A,D,G,B,Eです。

したがって、これらの音を含むキーでは必然的に

多くの「開放弦を使ったコード」が存在するはずです。

 

では、実際にどのキーでどの程度「開放弦を使ったコード」が分布していたのでしょうか。

 

洗い出した開放弦を使ったコードフォームの数を、キーとコードの種類ごとに表で整理してみました。

やはり、E,A,D,G,B,Eを構成音に含むGメジャー(#×1)、Dメジャー(#×2)、Cメジャー(#・♭×0)などが開放弦を使ったコードが作りやすいキーであると分かります。

 

反対に、E,A,D,G,B,Eを構成音に含まないD♭メジャー(♭×5)では、

ほぼ開放弦を使ったコードは使えません。

 

したがって、

開放弦を使ったコード」を使いたい場合はGメジャー(#×1)、Dメジャー(#×2)、Cメジャー(#・♭×0)あたりを選択した方が良い

と考えられます。

カポやダウンチューニングを使った場合

とはいえ、Gメジャー(#×1)、Dメジャー(#×2)、Cメジャー(#・♭×0)以外のキーでも「開放弦を使ったコード」コードを使いたくなるときもあります。

 

その場合は、チューニングを変えるカポを付ける方法が思いつきます。

 

その時に選ぶと美味しいキーも、一覧できるようにまとめてみました。

たとえば、この表を見ると

Bメジャーキー(#×5)でたくさん「開放弦を使ったコード」を使いたければ

capo4にすれば良いと分かります。

おまけ

ちなみに、今回紹介した33種類のコードの

開放弦を使わないコードフォーム」バージョンまとめもあります。↓

Guitar chords chart (pdf)
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