Googleが日本のデジタルスキルのレベルの低さに見兼ねた?Google提供「Grow with Google」を試してみた。

ブログ・日記
グーグル、日本の1000万人に「デジタルスキル」を指南--習得プログラムを無償提供へ
グーグルは4月22日、デジタルスキル習得プログラム「Grow with Google」を発表した。2022年までに日本国内の1000万人にデジタルスキルのトレーニングを提供する。

デジタルスキルのレベルが低い人が多いと言われる日本。

昨今、「未だにFAXや印鑑を使うとか…」、「履歴書が手書きじゃないとダメとか…」、「紙の書類ばっかり…」「だから日本は遅れている…」そういう不満がそこら中から聞こえてきます。

海外で働いたことは無いので「実際に日本がどの程度遅れているのか」、「それがどの程度悪い事なのか」を実体験で語ることはできません。 ですので、これらを一概にまとめて批判することは、それはそれで単一的な視点な気がして憚られたりするのですが。

体感としては やはり僕も、こういうことは良くない事じゃないかと感じます。

では、「そういうお前はデジタルスキルが高いのか?」と言われれば全然、自信はないです。

Googleさんが そんな日本の現状に見かねたのか、「Grow with Google」なるデジタルスキルのトレーニングができるサービスを開始したそうじゃないですか。これは試すしかない。

実際にやってみた

以下、実際にやりながらリアルタイムで感想などを書きました。

Grow with Google - 新しいスキルを、すべての人に。
Grow with Google は、無料のデジタルスキルトレーニングを提供する Google のプロジェクトです。

まずはサイトへ…

新しいスキルを、すべての人に。

… Appleといい こういうIT系の企業ってめっちゃ見出しに倒置法使ってくること多くないですか? …いや、「言葉に強い印象を与える表現技法」だから当然と言えば当然か…!

と、そんなことはさておき…どうやらこの教育プログラムは

・個人向け

・ビジネス向け

・学校・教育者向け

・スタートアップ向け

・ディベロッパー向け

というカテゴリーに分かれているみたいですね。

とりあえず個人向けから見てみようかな…。

個人向け

スマートな働き方やデジタルマーケティング、YouTube 運用のノウハウなど、一人ひとりの仕事や生活をさらに充実させるためのトレーニング。

ほうほう…

ここではいくつかのトレーニングツールっていう項目があってそこから何を学ぶか選べるようになっているみたいですね。

僕、こういうの自分があまり興味が無くても順番にやっていくことが多いタイプなので

まずは、「はじめての働き方改革」という講義のページへアクセス。

すると、Udemy(ユーデミー)というサイトへ。

「 Udemyはオンライン動画学習のプラットフォームサイト」らしい。

つまり…このサイトにGoogleが教材を公開しているってことか…?

今まで使ったことが無かったので、新規登録して…と。

とりあえず、やってみよう。

はじめての働き方改革 の感想

会議のむだを減らす
  • 会議の時間と場所の調整には共有スケジューラーやテレビ会議などを活用しよう
  • 会議前にアジェンダ(議題)を共有し、役割を決定しよう
  • 会議資料は紙ではなく、事前にデータで準備し、共有しよう
  • 全員同時に議事録を確認・編集しながら会議を進行しよう
  • 会議前にアジェンダ(議題)を確認し、自分の参加が不要と思うなら主催者に確認しよう

なるほど…ぐうの音も出ない正論だぜ…

…しかし…Google先生ェ…

日本が遅れていると言われる部分は、会議の効率化を図るこういった手法が“思いつかない”のではなく、そのコミュニティ内の慣習や雰囲気、「そもそものこういうこと以前のデジタルスキルの無さ」により “実行できない”部分にあると思うんだ…。

まず、”共有スケジューラーやテレビ会議の設定やり方”あたりでつまずく人はつまずくし、「会議資料をデータで作るときには、ショートカットキーを使って効率をアップしてみよう!」などそういうところから…と思っちゃいます。

効果的なチームを作る。

良いチームとは?

  • 心理的安全性… 「ミスをしても、それを理由に非難されることはない」と思える。
  • 相互信頼…メンバーを信頼し、責任転嫁しない。
  • 構造と明確さ…役割、計画、目標が明確
  • 仕事の意味…チームメンバーは仕事が自分にとって意味があると感じている。
  • インパクト… チームメンバーは 自分の仕事について意義があると思っている。

なるほど…確かに…!

バンドとかやる上でも、大切なことだと思いますね。

しかし、ここら辺も良いことを言っているとは思いますが、

“これを学んだ人が、これを実行できるポジション” にいて、なおかつ

“こういうやり方を提示すれば、それなりに実行ができる人材や環境が揃ったチーム ”

であることが必要な気もします。

まとめ感想

感想としては、このコンテンツは結構先を見据えたやり方だと思います。教育コンテンツですから当たり前と言えば当たり前かもしれませんが。

まず、全体的に有意義なことを言っているとは思いますが、「日本遅れてる感どうにかするために必要な層に届くコンテンツじゃなさそう」というのが正直なところです。

そして、「良いやり方を知ったところで実行に移せない or 移さない 人や環境がわりと存在する」と思うので、そういう所もすぐにこのサービスでどうこうしていくのは難しい印象です。

しかし、こういう教育コンテンツは(消されなければ)この先ずっと見ることができるので、即効性は無くても、こういったことを積み重ねて社会に じわじわと浸透さることが狙いでは? といったところ。

記事にも、「2022年までに日本国内の1000万人」が目標みたいなことが書かれていますし。

1000万人と言えばすごいですが、それができたとして国の人口の約10%ですからね。

そもそも「このコンテンツを使って学習する」というところまで到達できないくらいデジタルスキルのレベルの低い人が冒頭のべたような「遅れている日本」感を醸成しているような気がするので、こういう教育コンテンツが充実してくると、良くも悪くも知識の格差がさらに拡大してくる気もします。

昔は貴族、平民など階級や肩書によって階層が固定されていましたが、現代は知識によって見えにくく階層が固定されているイメージがあります。難しい問題です。

引き続きやってみようと思う。

実際にすぐどうこうなるわけではないかもしれませんが、ためになりそうなので引き続きやってみたいと思います。

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