なぜ勉強をするのか?まとめ【14の”勉強する意味”や”勉強する理由”】

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なぜ勉強をしなくちゃダメなの?
勉強になんの意味があるの?

みたいな質問・疑問はよく耳にします。

 

…実際には、本当に勉強する理由を知りたいわけではなく
勉強をするつらさに対する共感や応援を求めている場合も多い気もしますけれど。

しかし、たとえそうだったとしても
ある程度納得できる「勉強する理由」や勉強する意味」を見つけられれば、
勉強のつらさが少しは軽減されて頑張れるかもしれません。

 

僕は「勉強する理由」を収集するのが わりと趣味だったので
今回、誰かの参考になればと思って

「勉強する理由」

1.「勉強をしないと大変な目にあうぞ」系

2.「役に立つから」系

3.「実は勉強は楽しい or 余裕」系

三つのカテゴリーに分けて合計14個まとめてみました。

 

ちなみに、一口に「勉強」といっても
学校の勉強=勉強」とする場合もあれば
全ての学び=勉強」とする場合もあります。

この記事では、どちらの意味の「勉強」にも触れているので
今の自分に使えそうな考えを持って帰ってください。

では、いってみよう!(๑˃̵ᴗ˂̵)و

1.「勉強をしないと大変な目にあうぞ」系

まずは、”恐怖“によって奮い立たせる視点。

 

わりと子どもに勉強をさせようとする親が使いがちな論理展開です。

ただ、基本的にはポジティブな理由で勉強に取り組めないと
いざ”恐怖”が無くなった時に勉強しなくなる可能性が高いです。

したがって、「説得」に使う場合は注意が必要だと思います。

①勉強しないと”良い職業”を選べない/就職ができない

何を以って”良い職業“なのか は一概に言えません。

しかし、「危険で辛く賃金の低い仕事」を進んでやりたい人は少ないでしょう。

この論理展開は、
「勉強をしないとそういう仕事しか選べなくなる / そもそも就職ができない」
という脅しです。

 

明治時代の教育者である福沢諭吉の著書『学問のすゝめ』の冒頭にも

「神様は人間を平等に作る」って言うやんか。
でも、現実には”身分や収入が違う人”が居るのは何でやと思う?
それは、”勉強しているか・勉強していないか の差“や。

福沢諭吉
(※僕の勝手な超絶適当関西弁現代語訳のため正しくは原文を確認してください。Kindle版は0円でダウンロードできます。)

みたいに書いてあります。

 

もちろん、この論理にはさまざまな例外があるとは思います。
たとえば、危険性が低くて賃金が高くても精神的に追い込まれる職業もあります。

また、賃金に関しても「価値」は、希少性ブランディングによっても変わるので、
「学校の勉強」を頑張れば必ず100%”良い職業“に就けるわけではないはずです。

だからといって、この論理は「全くの嘘」でもないでしょう。

②「学校の勉強」もできない人に何ができるのか

「”学校の勉強”が何の役に立つの?」という人が居ますが、
むしろ、”学校の勉強もできない人”が何の役に立つのですか?

学校の勉強(特に高校あたりまで)は
それなりの答えがあり、体系的にまとめられた知識を学びます。

しかし、世の中には答えがない複雑な問題が溢れているので
体系化された知識すら修得できない人に何ができるのか?」というエッジの効いた論理展開です。

ただ、人間には得意・不得意があるので
絶対に「学校の勉強ができない=役に立つ人間に成れない」では無いとは思います。

③「勉強しなくて大丈夫」と言っている人には「生存者バイアス」がかかっている。

反対に、世の中には

私は勉強はやらなかったけど成功できたよ
学校の勉強なんて社会に出たら使わないよ

と言う人がいます。

しかし、これは「生存者バイアス」にまみれた意見なので、
「じゃあ自分も勉強しなくても大丈夫か」となる前に一考の余地ありです。

生存者バイアス」は何らかの選択過程を通過できた人・物にのみを基準として
判断を行い、通過できなかった人・物は見えなくなるため
それを見逃してしまうという誤謬である。

映画俳優、スポーツ選手、ミュージシャン、
学校を中退した数十億ドル規模の企業のCEOなど、
夢を追い求め競争に打ち克った人々の話が、メディアではよく取り上げられる。

才能を持っているが、本人の力ではどうすることもできない要因
(一見して)ランダムな他の出来事のために
成功を見出すことができない多くの人々に焦点が当てられることは
それよりもかなり少ない。

これは、「能力を持ち努力をすれば誰でも素晴らしいことを達成できる」
という誤った認識を生み出す。

世間の目には、圧倒的多数の失敗は見えず、
競争環境の選択的圧力を乗り切った人々だけが定期的に見られる。

生存者バイアス

まず、そもそも勉強成功に因果関係があるのかは簡単には示せません。

しかし、”勉強をやらなくて成功できた人“は注目されるので
「私は勉強をやらなかったけど成功できたよ」
と自分の経験を他の人に発信できる立場になりやすく

反対に、”勉強をやらなくて成功できていない人“はそもそも注目されないので
「私は勉強をやらなかったから成功できていないよ」
と自分の経験を他の人に発信できる立場になりにくいわけです。

したがって、偏った目立つ情報のみを判断材料にすると
判断を誤る可能性があるのです。

④無知であると損をする。

勉強をしないと損をする」。

有名な漫画「ドラゴン桜」でも語られている論理です。

ドラゴン桜の論理

「お前らこのままだと、一生騙され続けるぞ。
社会にはルールがある。その上で生きて行かなきゃならない。
そのルールってやつは、全て頭の良い奴がつくってる。

つまりどういうことか。

そのルールは全て、頭の良い奴に都合のいいようにつくられてるってことだ。

逆に、都合の悪い所は わからないように上手く隠してある。
だが、ルールに従う者の中でも、賢い奴は そのルールを上手く利用する。

例えば、税金。年金。保険。医療制度。給与システム

みんな、頭の良い奴がわざと分かり難くして、
ろくに調べもしない頭の悪い奴らから多く取ろうという仕組みにしている。

つまり、お前らみたいに、頭を使わず、面倒臭がってばかりいる奴らは、
一生騙されて高い金払わされ続ける。

賢い奴は、騙されずに得して勝つ。バカは騙されて損して負け続ける。

これが、今の世の中の仕組みだ。だったら騙されたくなかったら、
損して負けたくなかったら、お前ら、勉強しろ!」

ドラゴン桜

僕も、昔初めて聞いた時は「なるほどなぁ」と思いました。

2.「役に立つから」系

次は、「勉強って役に立つし、お得だからやっとけよ!」という視点です。

⑤「人類の英知をいい感じに圧縮したもの」を、10年前後で学べる

人類が数千年積み上げてきた知識や技術のうち、
比較的汎用性の高いものを約10年で学べるのが、学校の勉強です。

もちろん、技術や価値観の移り変わりが激しい現代では
本当に今の時代でもまだ学校で○○をやる必要あるの?
なんで今の時代に○○を学校で教えないの?
という内容もあろうかと思います。

しかし、少なくとも「読み・書き・そろばん」に準ずる内容は
どんな分野にもそれなりに役に立つでしょう。

また、現代では本やインターネットを開けば 昔に比べて遥かに手軽に
先人が歩いた道のり」や「天才が人生を捧げて発見した知識」に出会えます。

こう考えるとなんだかワクワクしませんか?

⑥「学校の勉強」は報われる確率が高い

スポーツや芸能など、一芸に秀でると大きな評価を得る可能性があります。

しかし、それはほんの一握りの話。
分野にもよりますが、大きな成果を得るのは挑戦者の1%以下と言われます。

一方、学校の勉強の場合は
難関大学と呼ばれる大学への進学率が約10%です。
つまり、10人に1人くらいの能力を身に付ければそれなりの評価が受けられます。

芸事も勉強も、頑張ったから必ず報われるとは限りません
難関大学に入るのが良いのかどうかも人によると思います。

しかし、他の分野に比べると報われる確率が高く、汎用性もあるのが学校の勉強です。

もちろん、学校の勉強に力を入れつつ芸事にも打ち込むスタイルも良いと思います。

⑦将来の選択肢が広がる

たとえば、10000円を持っていたら、
10000円のものも、500円のものも自由に選んで買えます。
しかし、500円しか持っていなかったら500円のものしか選べません。

学校の勉強に限らず「知識人生の選択肢を広げる」という視点です。

⑧早めに知識を身に付けると、長い間その恩恵を受けられる

たとえば、10ダース分の鉛筆は全部で何本か数えたいとき (※1ダース=12本)

 

掛け算を知っていれば 12 × 10 = 120
瞬殺です。

 

しかし、足し算しか知らなければ
12 + 12 + 12 + 12 + 12 + 12 + 12 + 12 + 12 + 12 = 120
みたいな効率の悪い計算をしなければなりません。

 

さらに、足し算も知らなければ、
120本全部順番に数える必要があります。

 

そして、数の数え方を知らなければ、
数えられる人を探して頼まなければいけません。

 

このように持っている知識で、問題を処理するためのコストやスピードは格段に違ます。

そして、色々な知識を早い段階で身に付けると、
残りの人生ずっとその知識の恩恵を受け続けられます。

こう考えると、一刻も早く勉強をした方が得すると思いませんか?

 

もちろん、反対に「○○歳になったから遅い」わけではありません。

物事に取りかかるべき一番早い時は、あなたが「遅かった」と感じた瞬間である。

という言葉もあります。
誰しも「今日」が残りの人生で一番”早い日“です。

⑨普通に役に立つ

○○がどう役立つの?」に対して身も蓋もない答えですが。

国語、数学、理科、社会、音楽、美術、体育などなど…。
どの教科の知識も、さまざまな場面で普通に役に立ちます。

したがって、勉強が何の役に立つか分からない場合
学んだ知識を問題の解決へ応用する力(メタ的な思考)が欠けているだけかもしれません。

そもそも、「教科の分類」は勉強をしやすくするためのカテゴライズです。
実際にはそんな境界線は存在しません。

All religions, arts and sciences are branches of the same tree.

すべての宗教、芸術、科学は、同じ一つの木の枝である。

アルベルト・アインシュタイン

「サイエンスは一つのものです。
物理学をやるにしても、他の多くの部門の知識が必要です。
自分の専門以外のことをちっとも知らなかったために、回り道をしたりして、
つまらぬ損をすることは少なくありません。

けっしてフィールドを狭くしてはいけません。」

寺田寅彦

僕は教科で分類するところの”音楽”が専門です。
しかし、「教科の線引きでは音楽ではないもの」も非常に役に立っています。

パッと思いつくものだけでも、このくらいあります。↓

  • 国語→ 歌詞や文章を書くため、情報を得るために役立つ。
  • 数学→ そもそも音楽は数学的なシステムの上に成り立っている。
  • 社会→ 音楽史を学ぶ時に役立つ。
  • 理科→ 「音」は物理現象。
  • 英語→ 英語の方がインターネット上に情報が多い。
  • 美術→ アートワークやミュージックビデオを作れる。
  • 体育→ 楽器演奏は体の動かし方が重要。また、創作活動は健康な身体から。
  • 情報→ コンピューターが使えるおかげで一人でも作曲ができる。

⑩知識は奪えない

人が生きている限り、奪うことが出来ないものがある。それは知識である。

ユダヤの格言

長い間、土地を奪われ、国から国へと追われたユダヤ人の歴史を学ぶと
なるほど」と思える言葉。

モノは奪われる可能性があります。
しかし、知識を脳内から奪うのは(少なくとも現代の技術では)無理ですよね。

3.「実は勉強は楽しい or 余裕」系

最後は、「勉強はつらい」と思うかもしれないけど「それは本当なのか?」という視点

⑪できるようになれば好きになるんじゃないか

勉強がきらいなのは、「できないから」ではないでしょうか。

つまり

できない→きらい→やらない→できない… のループに陥っているわけです。

たとえば、ある数学が苦手な人の”数学をきらいになった原因“が、実は「小学生のときに、他のクラスメイトより少し計算が遅かったから」みたいな場合もあり得ると思います。

後から振り返れば些細な出来事でも、当時は大きなきっかけになり得るものだったのでしょう。

 

この悪いループをどこかで

できる→すき→やる→できる… 

の良いループに移行できれば、あとはこの良いループに身を任せるだけで苦労せずとも勉強に取り組める人になります。

騙されたと思って、一度気合いを入れて頑張ってみると良いかもしれません。

東進 講師紹介 – 英語 – 渡辺 勝彦先生

「好き/嫌い」っていうのは実はかなりいい加減。
結局はな、情報量の多い・少ないで決まってくるんだなぁ。

~(中略)~

「英語嫌い」と言ったくせしてな
なんと、情報量が増える中で、成績が伸びてくる中で大学で英語を専攻してしまった
それどころかな、英語嫌いだったくせして何と”英語の教師になっちゃった!
というやつもいるからな。

この俺だな。

渡辺 勝彦

もちろん、これは学校の勉強に限った話ではありません。

僕も、音楽を作るとき「ミックス」という作業が最初は全く好きではありませんでした。
しかし、それなりにできるようになってからはとても楽しくなりました

⑫自分に合わない難易度をプレイしているから面白くない。

世の中には、いろいろな人気ゲームがあります。

人気ゲームの面白さの理由の一つに
難易度が”簡単すぎず、難しすぎない絶妙なレベル”に調整されている点」が挙げられます。

難しすぎるゲームはやる気が無くなりますし、
簡単すぎるゲームもすぐ飽きてしまいますよね。

僕たちは

ちょっと頑張ったら越えられる絶妙なハードル

乗り越えたときに達成感を得てゲームにハマっていき…
ハマればたくさんプレイするので、操作も上手くなるわけです。

 

学校の勉強も、基本的には概ね学年に合わせた難易度設定はされています。

ただ、大半のゲームと義務教育が大きく違うのは、
ちゃんとクリアできなくても時間が経てば強制的に次のステージに進む」点です。

特に数学や理科は、大半がそれまでの勉強内容のクリア(積み上げ)を前提としています。
したがって、「どこかで躓くと、その先ずっと躓きっぱなし」状態になりやすいです。

躓いたまま高校生あたりまでいってしまうと、まるで
ポケモンで最初のジムリーダーにまだ勝てていない人が、
強制的にポケモンリーグの四天王と戦わせられている状態
です。

 

特に学生時代は「周りと比べてレベルを下げて勉強し直すとかカッコ悪い」
と思ってしまう人もいると思います。

しかし、一旦周りは気にせず
自分にあったペースと難易度で勉強をプレイする姿勢も大切ではないでしょうか。

他人と比較して、他人が自分より優れていたとしても、それは恥ではない。
しかし、去年の自分より今年の自分が優れていないのは立派な恥だ。

ジョン・ラボック

⑬人間の発達には個人差がある

人間の発達には個人差があります。

したがって、ある部分の能力の発達が比較的遅れていたために
特定の分野に苦手意識を持ってしまう場合もあるようです。

 

僕は専門家ではないので詳しくは分かりません。
ただ、聞くところによると人間の脳は大体25歳前後で発達が完了するらしいです。

また、身体面でも、4月生まれの方が身体の発達が早いので
スポーツの自己肯定感を得やすく有利だという記事もあります。

【日本の議論】「早生まれ」やはり不利!運動能力「遅生まれ」が優れている、野球・サッカーも…奈良女子大が科学で裏付け
 「早生まれは損」。日本ではかねてから、1月〜4月1日に生まれた「早生まれ」の子供たちは4月2日以降の「遅生まれ」に比べ、運動能力などで劣るとされてきた。3月生…

裏を返せば、学生時代は苦手だった教科に大人になってから取り組むと
意外とスムーズに学習できる可能性もあるわけです。

⑭「世界の見え方」が変わる

勉強をすると「世界の見え方」が変わります。

僕は写真の勉強してから、「太陽光の佇まい」や「身の回りのものの美しさ」に気付けるようになりました。

今まで視界に入っていたはずの景色が、違って見えるようになったのです。

※このサイトの記事に掲載されている写真はほぼ全て僕が撮影しました。

また、プログラミングを勉強しはじめてからは、
身の回りの事象を抽象して数値で捉える方法」を考えるようになりました。

そして、音楽はずっとやっているので 音楽をやらない人に比べて
色々な視点で考えたり眺めたりできている気がします。

どれもとても楽しく、素敵な状態だと感じます。

 

このように勉強によって多角的な視点が身に付き
日々の生活が豊かになるという考え方です。

なぜ勉強するのか

(勉強をすると)当たり前の光景の中にも楽しいものがたくさん増えていくからね。

~(中略)~

スポーツ観戦の時にルールを知らないと楽しくないのと同じで
勉強っていうのは楽しいことを増やすため=人生を豊かにするためのもの

ヨビノリたくみ

さいごに

じゃあ「ひたすら勉強するのが良いか」と言えば
それも絶対に正解では無いかもしれません。

人間に与えられた時間は有限なので

その知識を身に付けるためにかかる時間
自分の得意・不得意との関係
時流との相性

など様々な要素に照らし合わせて“何を学ぶかべき”かを考える必要もあると思います。

逆説的に、こういう判断を的確にするために「勉強が必要」とも言えるでしょう。

ただ、色々な考え方がある中で「何からでも学び取ろうとする姿勢」は持っていて良いかもな…とは感じます。

 

また、ある意味「勉強するか・しないか」を
はじめとした人間の行動は、環境や習慣にも大きく左右されます。

つまり、現在の状況と照らし合わせて自分自身に自分が有利になる行動(=勉強)をさせるには
まずは「何が正しい理由か?」ではなく「どんな手段を使って自分を動かすべきか?」を考えた方が良いとも言えそうです。

この記事の内容が少しでも役に立てば幸いです!

では!(๑˃̵ᴗ˂̵)و

 

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