“正しさ”や”正義”の行きつく先は「人を殺すこと」だと思います。
自分の外面に向けられた”正義”は、自分を救い、他者を殺す。
自分の内面に向けられた”正義”は、他者を救い、自分を殺す。
精神的に殺すか、
肉体的に殺すか、
社会的に殺すか、
歴史的に殺すか
そこらへん、色々バリエーションはあると思いますが。
ある時代、ある地域、ある集団、ある人間にとって「正しい」と思えることはあるかもしれません。(むしろ、「正しさ」の果たす役割はそれで十分なのかも。)
しかし、「正義の反対は悪では無く、もう一つの正義」という言葉があるように、
「本当の正しさ」みたいなものは何処を探しても、見つからないのではないかと思ってしまいます。