Nothing’s Carved In Stoneの「Who Is」を使ったサウンド・デザイナー2019年11月号 の
ミックスコンテストに参加してみました。
まさかNothing’s Carved In Stoneの本物の素材データを使ってミックスができるとは!
配布素材について
音
最終的にはどんな音も「好み」と言ってしまえばそうかもしれませんが、やはり音が良い。
良いミュージシャンが良い環境で録っているので、そりゃあ良いよね…という感じです笑
音量バランス
最初にDAWに並べたときに既にかなり音量バランスが整っているので、一瞬「あれ…コレひょっとしてこのまま書き出せば良いんじゃね…?」と思いました笑
トラックの分類
シンセベースとベースギターが一緒のトラックになっていたり、わりとあらかじめパート分けされているので、そこを含めて1から全部ミックスする感じではないです。
(加工したい場合はトラックを分けるなどしても良いと思います。)
パンの振り
ギターなどが最初からステレオトラックになっていて、既にパンが振られたような状態になっています。
作り込みたい人はモノラルトラックに分けて色々やっても良いと思いますが、特に調整しなくても良い感じになります。
僕はパンは最初のまま変えずにミックスしました。
音量やトラック分けに関しても、あまりミックスコンテストの敷居を高くしないための配慮かなと思いました。
自分のミックスについて
本家ミックスとは違った解釈での空間作りを意識し
元素材のキャラクターを尊重しつつも 各パートがクリアに聴こえるような
ミックスを目指しました。
なので、帯域のバランスを整えて空間系をかけて…と結構基本的な処理しかしておらず、
奇をてらったような過激な混ぜ方はしていない…ような気がします。
素材のおいしさを楽しむミックスというか…塩で焼き肉を食べる的な笑
Youtubeのラウドネス基準を鑑みて、Integrated loudnessは-14LUFSに揃えています。
本家のミュージックビデオはこちら!
コンテスト詳細
今回僕が参加してみたミックス部門以外にも、リミックス部門やギターダビング部門というものがあるようです。
締め切りが2019年11月30日までなので、興味がある方は参加してみては?
素材データを見るだけでも価値があると思います!
・コンテストの概要はこちら
http://www.sounddesigner.jp/
・素材などはこちらのページからダウンロードできます。
https://sounddesigner.shop/
・コンテストの応募フォームはこちら
※コンテストへ応募するためには、サウンド・デザイナー2019年11月号↓の26ページに掲載されている”応募用キーワード“を入力する必要があります。(kindle版もあります)
https://jp.surveymonkey.com/r/W7X7RMZ