【ライブ感想】Dream Theater Top Of The World Tour行ってきた!

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先日、Dream Theaterのライブを見に行ってきたので感想を書きます!

では、いってみよう!(๑˃̵ᴗ˂̵)و

ライブの感想

スマホでの写真撮影はOKでした。

セットリスト順の個別曲 感想

1.The Alien

最新15枚目のアルバム『A View From The Top Of The World』のリードトラック。

17/16拍子を主体としたThe Alien

マンジーニ先生は初っ端からえげつないドラム演奏を見せつけてきました。

高速連打でも圧倒的に綺麗な粒立ち。ブレないリズム。なおかつダイナミクスの抑揚もある。(これは本人が公開している別のライブでの演奏です。)

2.6:00

3枚目のアルバム『Awake』のリードトラック。

Mike Mangini Drum Cam Live 6:00, 2022
Here's a live video from the Dream Theater 2022 (May) Tour. It contains the live click track. It's another staple Portno...

前任のポートノイとマンジーニ先生の叩き方を比較して「あ、そこの連打その手順でいくの…!?」みたいな楽しみ方をしてました。笑

3.Sleeping Giant

A View From The Top Of The World』から。

アルバムの中ではあんまりパッとしない印象なんですけど、演奏は圧巻でした。

4.Bridges in the Sky

11枚目のアルバム『A Dramatic Turn of Events』から。

原曲でさえ難しいのに、ところどころえげつないフィルインを足してくるのなんなんでしょう。笑

3:53あたりのフィルイン頭おかしいのでは?笑

5.Caught in a Web

こちらも3枚目のアルバム『Awake』から。

Awakeから2曲入ってるのは、来年Awake30周年を意識されているのかもしれません。

6.Answering the Call

新アルバム『A View From The Top Of The World』の中では一番のお気に入りの曲。

以前書いたA View From The Top Of The Worldの感想記事はこちら。

まさにドリームシアターっぽいソロ回しとユニゾン・ハモリセクションが素敵でした。

7.Solitary Shell

ここからは、6枚目のアルバム『Six Degrees of Inner Turbulence』の組曲Six Degrees of Inner Turbulenceの後半3曲を抜き出した流れ。

このSolitary Shellの最初、観客の拍手を煽っていました。…しかし、この曲は最初から7/4拍子。笑

途中で11/8拍子にもなったりするので、たぶん訓練された人じゃないと最後まで手拍子できませんね…笑

8.About to Crash (Reprise)

この曲のイントロのギターリフかっこいいですよね。

組曲Six Degrees of Inner Turbulenceの中で一番好きな曲です。

9.Losing Time/Grand Finale

About to Crash (Reprise)の続き。

この曲はヴォーカル主体なので、ラブリエの調子がもう少しよければさらによかった…気もします。

10.Pull Me Under

ドリームシアター最大のヒット曲。

(…とはいえ、僕はそこまでお気に入りではなく、この曲を意識して作られたOn The Backs of Angelsの方が大分お気に入りです。)

しかし、さすが定番曲。盛り上がれます。

ぽーみあんだー!ぽーみあんだー!ぽーみあんだーぁならふぇい!

11.A View From the Top of the World

イントロの23/16拍子のセクション、マンジーニ先生は原曲のリズムに加えて付点8分周期のハイハットを踏むポリリズムな演奏↓をしていました。

こんな感じのリズムに対して付点8分周期で足を重ねている…

…なぜやろうと思ったのか。そして、なぜできるのか。笑

 

あと印象に残ってるのは、マンジーニ先生が中盤のギターソロあたりで、両手クロスしてシンバル叩くパフォーマンス。

この演奏でも一番最後にやってます。

これ意外と難しくて、失敗すると(腕をスティックで叩いてしまうので)めちゃくちゃ痛いです。(経験者)

そういえば、ペトルッチが富士山でA View From the Top of the Worldしてる写真がInstagramにあって笑いました。

Encore:The Count of Tuscany

アンコールはこの曲。

冷静に考えてアンコール1曲で20分近くあるの面白いですよね。笑

中盤(音源では11:00あたりから)のヴォリューム奏法を使ったギターのセクションに、ディズニー映画『ピノキオ』の『星に願いを』のメロディが挿入されるアレンジが。

ああいったスローでメロディアスな弾き方もできるのがペトルッチの魅力ですね。

まとめ

全体的に

楽器隊は、相変わらずめちゃくちゃ上手かったです。

…ラブリエは、ピッチ合ってる所の方が少なかった気もしますが笑
歌って盛り上げてくれてるだけで良いや」って感じです。笑

昔見に行った時はラブリエもっと上手かった気がしたんですけどね…。笑

セットリストについて

ツアー中のセットリストは概ね固定なので、チケットを買った時点でなんとなく分かってました。

しかし、僕は一番好きなアルバムが『Train of Thought』なので、その中から1曲くらいは聴きたかった感はあります。

あと、もっとジョーダンのピアノが目立つ曲も聴きたかったかも…。

音響について

(薄々予想してたけど)音響は微妙でした。

キックの音が大きすぎて、バランス悪い感じになっていて。(席位置のせいもあるかも)

せっかくの演奏の細部がキックにマスキングされて聞こえにくかったのは残念です。

とはいえ、今回に限らず元々ライブは音楽を聴くのに適した環境じゃないと思ってるので、トータルでは十分楽しめました。

ライブっていうのは”祭り”で、音楽ではなく雰囲気を感じることが重要なんだと思うんですね。

音の良し悪し以前に、あれはそもそも人間の耳に適した音量じゃないですから。笑

マンジーニ先生はすごい

改めて。

楽器隊はみんな超絶的に上手いんですが…マンジーニ先生はホント意味わからないくらい上手い。

異次元のドラマーですね。非常に音楽への理解度が高いと思います。

マンジーニの凄さはテクニックだと思ってる人が多そう(実際テクニックも凄い)ですが、フレージングの方が驚異的だと思います。

  • 「そのリフに対して、そうアプローチするの?思いつかなかった…!」
  • 「そのフレーズ、そんな手順で叩いてたの?やば。」
  • 「何をやってるかは辛うじて分かるけど、何故やろうと思ったかは分からん…。」

みたいな凄さはドラマー以外にあんまり伝わってない気がします。

楽しかったしモチベーションに繋がる

ライブを見に行ったのは8,9年振りだったんですけど相変わらず上手かったです。

むしろ、楽器隊は前に見たときよりもさらに上手かった気がします。
ミスらしいミスも感じませんでしたし。

なかなか昔ほど楽器を熱心に練習しなくなってしまったんですが、ドリームシアターを見ると改めて楽器上達したい意欲が湧いてきます。

このツアーが終わればまた新しいアルバムを作ってくれるんでしょうか。そっちも楽しみです!

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