※English page→https://khufrudamonotes.com/fruit-basket-english
クフルダモノーツから1枚目のデジタルアルバム「FRUIT BASKET」を配信しました。
収録曲
k1mu(Yoshito Kimura)が全曲の作曲をしています。
1. KUMOGAKURE
この曲は、「Japanese Djent(和風ジェント)」というものを目指してみました。
※「Djent (ジェント)」という言葉は、7弦ギターや8弦ギターのような多弦ギターによる、低い音や複雑なリズムを主体とした音楽ジャンル(またはギターサウンドそのもの)を指します。
この曲は「 Naiki が作った7弦ギターで弾ける曲を作る」という目的で作った曲です。
「せっかくの多弦ギターならそれを活かした作曲をしたい」と思い ジェント要素を、
和風ロックバンドのサポートをしていたので、その時の経験から和風要素を入れる着想を得ました。
詳しくは個別ページに書きました。↓
楽譜のダウンロード↓
KUMOGAKURE – Music scores(pdf)2. Aerial Warfare
この曲は、自分の好きなことを前面に押し出した部分が多い曲だなと思います。
例えば、サビのコード進行
Am7→Am7(♭5)/B→Adim7/B→Em7→Edim7/G#
とかは、個人的に激エモな感じの響きなので、容赦なく入れました笑。
そんな感じで、先に好きなことを詰め込んで
それからテーマやタイトルとかを決めてイメージを固めました。
作曲に関しては、メロディやそれぞれのセクションの関係性とか
絡め方がこだわったポイントですかね。
メロディが同じでも2回目にそれが出てくるときは
コード進行が違ったり、ドラムのパターンが違ったり。
同じ場所は一個もないんですけど、それぞれ色々関係性を持たせてあるので
そんなにバラバラな印象は受けないと思います。たぶん笑
楽譜のダウンロード(総譜は無料配布中)↓
Aerial Warfare – Music scores(pdf)3. Lost Aesthetics
KUMOGAKUREを作曲するよりも前に作曲をした曲で、3年ほど眠っていました。
眠りについた曲は、そのまま眠ったままだったりすることが多いのですが(笑)「やっぱ、この曲は世に出したい!」ということで、アレンジをし直しました。
曲中に一回しか出てこないのですが、0:30からのモチーフが個人的に大好きです。
レトロフューチャー感というか、ゲームの「近未来感あるステージのBGM」みたいな雰囲気、良くないですか?
4. KEEP HOPE ALIVE
今回は、チルっぽい質感を目指してみました。
ただ、少し盛り上げるためにJ-Pop的な要素も組み合わせたりして、結構思ったより上手くまとまったんじゃないかと思っています。
5. NEXUS
この曲の作曲は音楽的な挑戦でした。
1曲の中で、12キー全てに転調する曲を作りました。
全譜面を無料配布中です!
NEXUS – Music scores(pdf)6. YAMATO
大部分が8弦ギターのドロップチューニング+シンセベースを重ねたサウンド。
ゴリゴリの低音をお楽しみください。笑
途中のテンポチェンジは、“メトリックモジュレーション”の関係になっています。
具体的には、最初のBPM(150)の「1拍3連」に当たる音価が、次のBPM(112.5)の「16分音符」の音価と等しくなっています。
MVの一部は、友人の turuguren氏に撮影協力をしていただきました。
とてもエピックな写真を撮っているカメラマンなので、是非Instagramをチェックしてみてください。
楽譜のダウンロード↓
YAMATO – Music scores(pdf)7. Unknown
Naikiの声のサンプリングを随所に散りばめた、よくわからない曲。
作ったのは僕だけど、正直何がしたかったのかは、自分でもよく分からない…。笑
8. Extra Dimensions
ゲストにギタリストのタイスケさんをお招きしたインスト曲です。
制作にあたっては、「ギターを活かした曲にしたい」ということだけ決めてあとは比較的自由に作りました。
大まかな構成は僕が決めてソロの細かいフレーズなどは、ほぼタイスケさんにお任せしました。
9. AKATSUKI
「KUMOGAKURE」を作ったことで「同じようなコンセプトの曲を作ってほしい」と言うコメントやメッセージが沢山きたので、その声を受けて今回もジェントなサウンドで日本的な感じを目指してみました!
しかし、ただ同じことをやってはあまり面白く無い気がしたので、8弦ギターを使って、さらにヘヴィだけれど、一方でさらにキャッチーな感じを目指してみました!
楽譜のダウンロード↓
AKATSUKI – Music scores(pdf)10. BREAKTHROUGH
ギターインスト感が溢れるサウンドとEDMを混ぜたような曲。
アコギ入れたい+自分が弾く楽器全部を一曲でまとめて紹介したい。
=この曲 みたいな感じです。
11. SHINKIRO
和風ジェントシリーズも4作目。
毎回どういうアプローチをとるか悩むのですが、今回は
- ヘビィかつキャッチーなリフ
- 和風要素を取り入れたメロディ
- 攻撃的なグロウルや、ギターソロ
を絡めた楽曲になっています。
MVにはYAMATOで撮影協力をしてくれたturuguren氏に再び撮影協力をしていただきました。
楽譜のダウンロード↓ (リードギターのTAB譜は無料配布中)
SHINKIRO – Music scores(pdf)聴けるところ
iTunesなどで買うことができます。
そして、Spotify(スポティファイ)など各種定額配信サービスでも聴くことができます!
聴けるところの一覧はこちら!→https://linkco.re/768bB5a4
「定額配信サービスとか使ってないし、お金は払えない…」というあなた。
YouTubeチャンネルではMV付きで全曲聴けます。
https://www.youtube.com/c/KHUFRUDAMONOTES
(ただ、アルバムをリリースするにあたって最新曲のSHINKIRO以外のアルバム収録曲は全てミックスしなおしてあります。)
随時色々な動画を更新しているので、気に入ったらチャンネル登録をして応援してもらえると嬉しいです。
さらに、bandcampではここでしか聴けない音源(オフヴォーカルなど)も配信しています。
制作の話
KHUFRUDAMO NOTESの楽曲って、ゲストで参加してくれた方々の演奏以外は、基本的に作曲、演奏、ミックス、ミュージックビデオの編集から配信手続きまで僕が一人でやっています。
下手したら普通10人くらいでやる作業量を僕1人でやっているので、今回のアルバムリリースはなかなか感慨深いものだったりします。
全部で3年くらいかかりました。笑
個人的には、良くも悪くも努力=評価 にはならないと感じているので 「頑張ったって結果が出なければ意味が無い。 頑張りに意味を持たせようとするのは不毛」 と基本的には考えているんですけど。
たまにはそういう気持ちになるくらいはいいかなと思います。笑
少しでも多くの人に楽しんでもらえると嬉しいなー!