初心者がDTMを始めるのに必要な機材まとめ【録音・作曲】

音楽理論・DTM関連
みなさんこんにちは!クフルダモノーツのYoshito Kimura(k1mu)です!
みなさんこんにちは!クフルダモノーツのYoshito Kimura(k1mu)です!

 

作曲がしたい!」、「録音がしたい!」でも、「何を用意したら良いか分からない!」方へ。

結論から言います! 用意する機材は

  • PC (必須)
  • DAW (必須)
  • オーディオインターフェース (必要)
  • ヘッドフォン (必要)
  • スピーカー (あった方がいい)
  • マイク&ポップガード (人による)
  • プラグインエフェクトやプラグイン音源 (人による)
  • MIDIキーボード (人による)

です!

詳しくは以下をご覧ください!(オススメ機材情報は僕の偏見を含みます。予めご了承ください。)

①PC (必須)

DTMは「デスク・トップ・ミュージック」の略なので、さすがにパソコンが無いとできません。

ただ、ノートパソコン(ラップトップ)の処理速度も上がってきたので、デスクトップじゃなくてもDTMはできます。

デスクトップかノートパソコンか

デスクトップパソコンのメリット

・ノートパソコンに比べて、スペック(性能)を高くしても価格が抑えられる

・たくさん周辺機器を接続しやすい。

ノートパソコンのメリット

持ち運びができるので、いろいろな場所で録音や音楽制作ができる。

WindowsかMacか

絶対Macだ!」と言う人もいますが、最近は別にどっちでもいいんじゃないかな…と思います。

音楽制作以外の用途ととも照らし合わせて、自分が使いやすい方を選べば良いと思います。

僕はWindowsです。

パソコンのスペック

複雑な処理をする場合は、当然PCのスペックもそれなりに必要です。

それなりのことをそれなりにやろうと思うとプロセッサはCore i5以上、 メモリ8GB以上くらいあると良いのかなと思います。理想はCore i7メモリ16GB以上です。

ストレージは絶対にSSDがオススメで、512GB以上はほしいところです。

Windowsで買い替えるのであれば、カスタマイズもできて安く済むBTOパソコンもオススメです。

僕は今のPCをパソコン工房で買いました。

プロセッサとかメモリとか分からないという人は、このページとかを参考にしてみてください。

②DAW (必須)

Digital Audio Workstationの略で 「ディーエーダブリュー」とか「ダウ」とか読みます 。

PCの中で音の編集をするためのソフトです。

音楽制作を料理にたとえると、PCが家DAWはキッチンみたいなものです。

DAWにはいくつもの種類があり、基本的に有料のソフトです。

機能を制限した無料安価なパッケージもありますが、作曲で使用する場合は初めから最上位のDAW導入をオススメします。

なぜなら、最上位のDAWには色々な音源プラグイン(後述)などが網羅的に入っているからです。

学生や教職員の方はアカデミック版があるDAWは安く購入できるはずです。

Cubase

Steinberg
Steinberg Media Technologies GmbH の日本語ホームページです。

アカデミック版

恐らく、近年最もよく使っているポピュラーなDAWだと思います。

僕もメインで使っています。

Cakewalk by BandLab

Cakewalk by BandLab | BandLab Products
The next generation of SONAR, the world's finest and most powerful desktop DAW - now FREE.

Cakewalk by BandLab」は元々有料だった「Sonar」というDAWがタダになったものです。

無料になったDAW、Cakewalk(旧SONAR)は正式に日本語化対応し、その後も着々と進化中|藤本健の “DTMステーション”
昨年「SONARが名称変更して復活!旧ユーザーは無料でアップグレード!?Cakewalkを買収したBandLabのCEOに聞いてみた!」や「シンガポールのBandLab社によりCakewalk=SONARが奇跡の復活、全...

元々有料だったDAWの機能そのまま無料で使える、ある種バグみたいな製品です。

僕は現在Cubaseを使っていますが、過去はSonarを使っていて、クフルダモノーツのファーストアルバムSonarで作りました。

DAWにお金をかけることが難しい人はこちらを使っても良いと思います。

Studio One

PreSonus | Studio One日本語ポータルサイト
WORK BETTER, FASTER、Studio One 5日本語版。スコアリング機能、ライブ・パフォーマンス用ショー・ページ、サンプル精度のゲイン・エンベロープ、リデザインされたNative Effect、拡張ミキサー・シーン、リッスン・バス、最高レベルの64-bit/384 kHzレコーディング/マスタリングな...

有料DAWの中では価格帯が安く、「音が良い」とも評判で近年人気になってきているDAWです。

アカデミック版

Logic Pro X

Logic Pro
あなたのMacを、すべてを備えた完全なプロ仕様のレコーディングスタジオに変えるLogic Pro X。最初の一音から最後のマスタリングまで、ミュージシャンに必要なものが全部そろっています。

Apple社が自ら開発しているMac専用のDAWです。

安価なので、Macユーザーにはオススメの選択肢のひとつです。

Pro Tools

Pro Tools - ミュージック・ソフトウェア - Avid
最大128のオーディオ・トラックを作成できる、MacとWindowsに対応したミュージック・ソフトウェア。Pro Toolsには、60種類のバーチャル・インストゥルメント(数千のサウンド)、エフェクト、サウンド・プロセシング、ユーティリティ・プラグイン、1 GBのクラウド・ストレージ、および75種類の個別のプラグインが...

正確には「Pro ToolsというDAWとその周辺機器の総称」のことで、その名の通り大半のスタジオで使われているプロ環境向けの製品です。

しかし、価格も高いですし初心者にはややこしい部分が多い気がしますので、「周りに教えてくれる人がいる」などではない場合、あまりオススメはしません


他にもいろいろな種類のDAWがありますが、個人的には「最近はどれも同じようなことができるので、機能面ではどれを選んでもそんなに大きな差は無い」と思います。

③オーディオインターフェース (必要)

これがなくてもやり方次第ではギリギリDTMはできますが、ほぼ必須と言っていい機材です。

簡単に説明すると、楽器マイクスピーカーなどをPCに繋ぐための機材です。

PCとの接続方法が「USB」や「Thunderbolt」などいろいろあるので、必ず自分のPCと接続できるオーディオインターフェースかどうか確認してから買いましょう!

UR22C

Cubaseの無料版もついてきますし、初心者にはオススメです。

Universal Audio Apollo

個人でDTMをするユーザーや、小規模なシステムを組むガチ勢にも人気のイメージがあります。

RME

RMEのオーディオインターフェイスはガチ勢の間でよく使われているイメージです。

Studio Capture

僕は持ち運びができて、楽器をいっぱいつなげるこれ↓を使っています。

PCとの接続方法が「USB」や「Thunderbolt」などいろいろあるので、必ず自分のPCと接続できるオーディオインターフェースかどうか確認してから買いましょう!

(大事なので2回言いました)

④ヘッドフォン (必要)

音をモニターする(聴く)ためにヘッドフォンかスピーカーのどちらかは必要です。

Sony MDR-CD900ST

業務用ヘッドフォンの定番でどこのスタジオにもあります。定番のサウンドを知るという意味で持っておいて損はしないと思います。僕も持っています。

しかし、近年のロー感の強い音楽制作には微妙との声も。

YAMAHA HPH-MT8

僕は長時間ヘッドフォンをしているのが嫌いなので、基本的にiPnoneのイヤフォンなのですが笑

音作りやミックスをするときには「YAMAHAのHPH-MT8」をメインで使っています。

低い音から高い音まで良く分かるので便利です。

SENNHEISER HD 820

「性能的にはゼンハイザーを使えば間違いない」と言う人もいます。21万円。(高い)

⑤スピーカー (あった方がいい)

ヘッドフォンは完全に両方分離した音が聞こえてくるので、適度に空気に拡散した音を確認する場合はあると便利です。

IK Multimedia iLoud Micro Monitor

住宅事情的に大音量を出すことが難しい人もいるかもしれませんが、小型のものもあります。

YAMAHA HS5

初心者によく使われているイメージのスピーカーはこのあたりかな…

YAMAHA MSP5 Studio

僕はこちらを使っています。

正直に言うと、僕はスピーカーに関してあんまり詳しくないので、ハイエンドなものを購入したい場合は他にも色々な情報を集めたり試したりしてみるのが良いと思います。

こんな意見もあります。↓

「本物の音」とは? ジム アンダーソンが解説します。 by Jim Anderson | ECLIPSE Home Audio Systems

⑥マイクロフォン&XLRケーブル  (人による)

マイクロフォン(マイク)

ヴォーカルや、アコースティックギターなど生の楽器を録音したい場合は必要になります。


マイクには大きくコンデンサーマイクダイナミックマイクの二種類があります。
(リボンマイクというのもありますけど、ここでは割愛)

ダイナミックマイク:丈夫で比較的湿度に強い。感度が低い。電源が不必要。
コンデンサーマイク:振動や湿気に特に弱い。感度が高い 。電源が必要。
 
もう少し詳しく知りたい方は、この記事とかを読むと分かり易い気がします。

ライブ演奏ではダイナミックマイクレコーディングでは用途に合わせて両方使われます。

コンデンサーマイク」は繊細な扱いが必要で管理にも気を使うので、宅録でも「ダイナミックマイク」を使うことはアリだと思います。

SHURE SM58・SHURE SM57

ダイナミックマイクの定番といえば、ヴォーカルはSHURE SM58、楽器はSHURE SM57だと思います。(57もヴォーカルに使えます。) 

値段もそこそこなので初心者にもオススメできます。

・SHURE SM58

・SHURE SM57

NEUMANN U87Ai

コンデンサーマイクの定番は「NEUMANN   U87Ai」です。

しかし、30万円ほどします。(高い)

AT4050

僕自身はこのマイク↓を使っています。

AT2050

あまりお金は出せないけどコンデンサーを使いたいという方は、AT4050の廉価版がこちら。

ポップガード

コンデンサーマイクの場合、直接マイクに向かって歌うと”ふかれ“といって、音が割れてしまう可能性があるので、それを防ぐためのものです。

頑張ればストッキングハンガー自作することもできます。

XLRケーブル

マイクをオーディオインターフェースに接続するときに必要になります。

⑦プラグインエフェクトやプラグイン音源  (人による)

音楽制作を料理に例えると、

プラグインエフェクト → 包丁や鍋などの調理器具

プラグイン音源 → 冷凍食品半調理食材

みたいなイメージでとらえてもらえるといいかと思います。

DAWにあらかじめ付属されていますし、無料のものもありますが、有料のサードパーティーの製品も数多く発売されており、いわゆる課金アイテム的な”DTMの沼“にあたる部分です。

プラグインエフェクト

  • EQ(イコライザー)…特定の周波数帯域だけ音量を上げたり下げたりできる
  • コンプ(コンプレッサー)…音量差を小さくしたりする
  • リバーブ…音に残響を付加する

などいろいろな種類のものがあります。

プラグイン音源

プラグイン音源は、色々な生楽器やシンセサイザーの音をパソコン上で再現して鳴らせるものです。

最近はプラグイン音源のクオリティが上がってきましたし、利便性も相まって完全にプラグイン音源だけで作られている音源も少なくありません。

初音ミクなどヴォーカロイドもプラグイン音源の一種です。

買うときはセール時を狙おう

多くのプラグインエフェクトやプラグイン音源はセール50%OFFや、ものによっては90%OFF以上になることがあります。(ここまでくるとむしろ元の値段の意味を疑いたくなりますが)

必要なものを吟味して、セールになった時に買うことが一番得だと思います。

特に11月のブラックフライデー周辺では一気に色々なものが安くなります。

(あまり必要ではないのに安いというだけで買うのはオススメしません)

Computer Music Japan
DTM・シンセサイザーのセール・新製品など音楽制作情報サイト

そのようなセール情報をブログTwitterなどで発信されている方もいるので、フォローしてみることをオススメします。

⑧MIDIキーボード  (人による)

作曲をする時に、MIDIという演奏情報をDAWに打ち込んでコンピューターに演奏をさせます。

その際にマウスでも打ち込めるのですが、鍵盤の演奏に慣れている人はこれを使うと便利です。

というか、使っていればそのうち慣れてくるので、鍵盤楽器を学ぶ意味でもオススメです。

KORG microKEY

非常にコンパクトで安価で、プラグインもついてくるオススメの製品です。

僕もサブで使っています。

M-Audio Keystation 88

鍵盤の数が少なくてもオクターブ切り替えができるのでさほど問題はありませんが、鍵盤楽器奏者の方は88鍵盤あるものを使った方がストレスが無いかもしれません。

まとめ

3~5万円くらいあればDTMは始められる

色々紹介してきましたが、最低限必要なものがセットになった初心者セットも売ってますし、パソコンに加えて3~5万円くらいあればDTMは始められると思います。

やってみたいと思ったら、まずチャレンジしてみてはいかがでしょうか?

上達してから良い機材や楽器を使う?

一方で、楽器でも機材でも初めからなるべく良いものを使うことに大きなメリットがある
とも考えています。

上達してから良い機材や楽器を使おうと言う人もいますが

良い機材、良い楽器、良い環境で学ぶからこそ上達するのだと思います。

最初から大金を出せる人は多くないと思いますが、 「安物買いの銭失い」という言葉もあります。

良い道具を使うことは上達に繋がりますし、上級者が使う道具は選ばれるだけの理由があります。

また、お金を出したこと自体がモチベーションに繋がる場合もあるでしょう。


そんなことを踏まえた上で、予算を考えてみてもいいんじゃないかなと思います。

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